不動産投資を始める年齢はいつからでも良い!しかし20代は早過ぎて70代以降は遅過ぎる

不動産投資を始める年齢はいつからでも良い!しかし20代は早過ぎて70代以降は遅過ぎる

不動産投資は、何歳からでも始められます。

しかし不動産投資を始めるのにおすすめの年齢は40代です。なぜなら資産形成がある程度進んでいて、長期間のローンも組める年齢だからです。

40代より年齢が低いと、資産面で余裕のない方が増えます。40代より年齢が高いと、ローンが組めなくなっていきます。

今回は、不動産投資をしている人・始めた人の年齢割合、不動産投資に向いている年齢などについてまとめました。

不動産投資に興味がある方に向けて、プロの目線から分かりやすく解説をします。

記事を最後までチェックすれば、自分の年齢が不動産投資にどんな影響を及ぼすのかが明確になりますよ。

【結論】不動産投資を始める年齢はいつからでも良い

不動産投資に向いている年齢は40代であるとお伝えしました。

しかし、不動産投資に年齢は関係ありません。たしかに年齢による有利不利はありますが、不動産投資は20代からでも70代からでも自由に始められます。

例えば20代の場合はそれほどまとまった資産がないため、ワンルームマンションなど小規模に始められる不動産投資がおすすめです。

一方で60代や70代だと、年齢的にローンが組めなくなるので、物件を現金で一括購入できるだけの資金力が必要です。

ローンを組めたとしても、返済期間が短く設定され、毎月の支払い負担は大きくなるでしょう。

自身の年齢に最適な立ち回りを把握して、それを活かせる不動産投資を行うことが重要です。

不動産投資をしている人の年齢割合

不動産投資をしている人の年齢割合は、40代後半から60代前半に集中しています。

以下は、不動産投資をしている人の年齢割合をグラフにまとめたものです。

55〜59歳が21.8%と最も多くなっています。

また50〜54歳と60〜64歳がともに16.5%、次いで45〜49歳が14.8%となっています。

上記グラフを、10歳区切りでまとめ直すと以下の通りです。

年齢割合
20〜29歳0.8%
30〜39歳5.0%
40〜49歳22.1%
50〜59歳38.3%
60〜69歳24.1%
70歳〜8.7%

不動産投資をしている20代は、全体の0.8%に過ぎません。一方で50代は、全体の38.3%を占めています。

「不動産投資に年齢は関係ない」とお伝えしたものの、不動産投資をしている人の割合は、年齢ごとに大きく異なっていることが分かります。

不動産投資を始めた年齢の割合

不動産投資を始めた年齢の割合は、30〜40代に集中しています。

先ほど、不動産投資をしている人の年齢割合は40代後半から60代前半であるとお伝えしました。

つまり30〜40代で不動産投資を始めて、40代後半から60代前半まで続けている人が多いと推測できます。

以下は、不動産投資を始めた年齢の割合をグラフにまとめたものです。

30〜40代で不動産投資を始める人の割合は、全体の68%を占めています。

一方で60代を過ぎてから不動産投資を始める人の割合は3%と、ほとんどいないことが分かります。

不動産投資に向いている年齢は?

不動産投資に最適な年齢は、40代であるとお伝えしました。

ここでは年齢を以下3つに分けて、不動産投資に向いている理由と向いていない理由を解説します。

  • 20代・30代【向いていない】
  • 40代・50代【向いている】
  • 60代・70代【向いていない】

それぞれ詳しく見てみましょう。

20代・30代【向いていない】

20代・30代は、不動産投資に向いていません。理由は以下の2つです。

  • 金融資産が少ないから
  • 不動産投資に関する知識が乏しいから

20代・30代は、キャリアの初期段階です。よって収入が安定していない方や、金融資産が不足している方の割合が高くなります。

金融資産が少ないと、ローンを組む際に十分な頭金を用意できず借入額が多くなってしまい、リスクの増加につながります。

また資産額によっては、そもそもローンの審査に通らないかもしれません。

そして知識が乏しい状態で不動産投資を行うと、質の悪い物件を掴まされたり、ワンルームマンション投資詐欺やデート商法に引っかかったりするかもしれません。

そもそも少ない金融資産、収入力で購入できるような物件に優良な物件はほとんどないというのが実情です。

しかし20代・30代には、年齢的なメリットがあります。

例えばローンの返済期間を長く設定できるため、毎月の返済額を抑えられます。

リスクを抑えつつ経験を積むため、そして資産を増やすため、まずは小さく不動産投資を始めてみるのも選択肢の1つです。

そして40代・50代で不動産投資を始めるために、資金力を持ったり、知識を蓄えたりするための行動も大切です。

40代・50代【向いている】

40代・50代は、不動産投資に向いています。なぜなら十分な資産がある方が多く、ローンも組めるからです。

ローンの返済期間も、20〜30年と比較的長期で設定できます。

40代・50代から不動産投資を始めて上手くいけば、老後に向けた資産形成ができます。

しかし50代になると定年が近づくこともあり、ローンの審査が厳しくなるので要注意です。

ローンを組む際は、金融機関から団体信用生命保険への加入を求められることがあります(詳しくは後述します)。

団体信用生命保険のなかには、特約などの条件によっては、50歳未満でなければ加入できないようなところもあります。

よって既に50代の方は、できるだけ早く不動産投資を始めるに越したことはありません。不動産投資に最適な年齢を40〜50代ではなく40代としているのもそのためです。

50代になると、月々のローンの返済額も上がります。

60代・70代【向いていない】

60代・70代は、不動産投資に向いていません。なぜなら長期のローンを組めないからです。

60代・70代ですと、そもそも団体信用生命保険に加入できない可能性が高いです。

また年齢をかさねればかさねるほど、持病など健康面で問題が発生する可能性は高くなります。そうなると、健康面からもローンや団体信用生命保険への加入を断られてしまうでしょう。

実際に60代を超えて不動産投資を始める方は、全体のわずか3%しかいません。

この年代で不動産投資を始めるには、ローンを使わずに現金購入ができるだけの資金力が必要です。

不動産投資を始められたとしても、長期的なリターンを得るには時間が不足しているため、慎重な判断が求められます。

しかし、投資によるリターンではなく、資産分散や相続を目的に不動産投資を始める方は一定数います。

不動産投資ではローンを組める年齢に制限があるので要注意

不動産投資では、物件購入時にローンを利用するのが一般的です。しかし高齢になればなるほど、ローンは組みづらくなるので要注意です。

完済時の年齢が80歳を超えると、原則ローンは通らないと考えて良いでしょう。

仮になんとかローンに通ったとしても、返済期間が短くなるためキャッシュフローの負担が大きくなります。

またローンを組む際は、金融機関から団体信用生命保険への加入を求められます。

団体信用生命保険とは?:
住宅ローン返済中に万が一のことがあった場合にローンの残債をゼロにできる保険

団体信用生命保険の年齢制限は、金融機関によって異なりますが「完済時の年齢が80歳未満」や「融資実行時の年齢が満50歳未満」のように定められているケースが大半です。

不動産投資で重要なのは年齢ではなく時間・健康・資産

ここまで、不動産投資と年齢の関係について解説をしました。しかし、不動産投資において本当に大切なのは、年齢ではなく時間・健康・資産の3つです。

まず不動産投資は長期的な視点が必要なため、時間が大切です。早く始められるに越したことはありません。

続いて、健康リスクがあると団体信用生命保険に加入できない場合があるので、健康も大切です。

そして資産があれば、ローンに依存せずに物件を購入できますし、融資審査でも有利に働きます。

不動産投資に向いている年齢を40代としているのは、40代が平均的に見て時間・健康・資産のバランスが取れている年齢だからです。

40代より若かったり歳上だったりすると、時間・健康・資産のいずれかが不足しやすくなります。

しかし、ある程度年齢をかさねていても、健康であればローンに通ります。20代でも十分な資産があれば不動産投資ができます。

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新築一棟開発投資について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
関連記事:第五の投資!新築一棟開発投資とは?初心者でもチャレンジできる?

まとめ

不動産投資をしている人・始めた人の年齢割合、不動産投資に向いている年齢などについて解説しました。

不動産投資は何歳からでも始められます。しかし、不動産投資を始めるのに最適な年齢は40代です。実際に40代から不動産投資を始める人の割合は、40%と最多です。

早速自分に合った形で、不動産投資への一歩を踏み出してみましょう。

東京レーベルの「新築一棟開発投資」もおすすめです。詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

関連記事:第五の投資!新築一棟開発投資とは?初心者でもチャレンジできる?

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